■畳替えの種類 |
新畳 | 表替え | 裏返し | ||
畳床、畳表、畳縁、全てが新しいものになります。 | 畳床はそのまま利用して新しい畳表に張り替えます。畳縁も新しくなります。 | 畳床はそのまま使用して今ついている畳表を裏返します。畳縁は新しくなります。 |
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目安:10〜15年 | 目安:5〜7年 | 目安:3〜4年 |
■畳表について |
「い草」の品質・長さと本数が鍵! |
茎に変色や傷が無く太さが揃っているほか、い草の長さは100〜150cmで一般的には長いものほど高級品とされます。 一枚の畳表には、約4,000本〜7,000本の「い草」が織り込まれています。高級品ほど「い草」の本数が多く、目がしっかり詰まり地厚で耐久性のある畳表になります。 |
「経糸(たていと)」の種類と本数が鍵! |
い草を多く織り込むためには、それに見合った丈夫な経糸が必要になるので、綿糸、麻糸を使い分けています。綿糸よりも麻糸の方が、1本芯よりも2本芯の方が高級品に使用されています。 |
畳表いろいろ |
■ 広島備後特選畳表 | ||
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広島県特産の備後畳表には、(財)広島県い業会館独自検査(平成20年8月1日実施)に基づいた検査印が押印されています。なかでも、最高の格付けを受けたものには、「特撰印」が押されています。(い草の産地や製織地、加工地が明記されています
) 現在、備後地方の藺草の生産量が減少しているため、熊本県産・高知県産を中心に藺草を移入して生産している備後畳表もあります。 長い経験と良い藺草を選び抜ける目を保持している備後の畳表生産者は、備後地草に準ずる良質な藺草を購入して、消費者の皆さんの期待に背かない品質の備後畳表を供給しています。 「広島県藺製品商業協同組合」談 |
■ 熊本ブランド畳表 | ||
ひのみどりの特徴 1.茎が細い。(現在の栽培品種の中では最も細い) 2.着花が非常に少ない。(現在の栽培品種の中では最も少ない) 3.変色茎の発生がほとんどない。 4.先枯れ、元白が短い。 |
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ひのみどり | 従来の藺草 |